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革修理ブログ
2026/11/02
【ハーレー】サドルバッグの革ベルト・付け根修理!4箇所全交換リペア






ハーレーはアメリカの広い大地を延々と走り続けるために適したスタイルでロングツーリング
に向いているスタイルです。
そうなれば もちろん 荷物も積んでおきたいものです。
そして どうせ 荷物を積むなら かっこよく 積みたいですよね!
そうして生まれてきたのが この サドルバックです。
元々 オートバイは 収納が少ないですから ロングツーリングの際は 皆さん 結構 収納に
困るんです。
これだけの収納があるととても便利で一度使うと手放せないものです。
サドルバックは非常に過酷な条件下で使用されます。
オートバイは屋外駐車のものも多いですし、ツーリング中に雨が降れば逃げ隠れすることは
できませんので ツーリング中の何時間という時間 雨風にさらされています。
大雨の中で5分 10分と走行していればもうバッグを水の中につけたのと同じような状態に
なっています。
これは通常 革製品ではやってはいけないレベルのお話です。
水をたっぷり浴びた サドルバッグはもう バキバキに固まっています。
そりゃ当然ですよね。
でも、とてもいい感じにエイジングしています。
フラップの部分などはとてもいい感じに湾曲していますね。
車体の年式と一体化していて 非常に良い雰囲気を出しています。
しかしながら 時に エイジングを超えて破損を起こしてしまうことがあります。
ベルトや金具類の破損です。
1本でもしっかり 繋がっていれば まだ何とかなりますが 2本共切れてしまった場合は 蓋が
閉まらないだけではなく 走行中に風で蓋が暴れてしまいとても困ったことになります。
ツーリング中にそんなことが起きたらかなり困ったことになります。
仕方がないので サドルバッグを新しくするかと言っても、ヴィンテージ 乗りにとっては
新品を買ってつけるのは嫌ですよね。
先ほどの AI で作った写真のようになってしまいます。
でもなかなかベルトを修理してくれるところも少ないですよね。
そんなことで、もうすぐ切れそうだけど新しくしようか修理しようか 悩まれてる ライダーの
皆様も多いのではないでしょうか。
一般的な革製のバッグに比べ サドルバックは寿命が短い傾向にあります。
それは先ほども ご説明したような日常使い ではありえない過酷な環境(ストレス)がトリプルパンチ
で革に襲いかかっているからです。
主な原因は以下の3つです。
原因① : 走行中の振動や風圧による絶え間ない 負荷
ハーレーといえば遠くからでもわかる 大排気量 V ツインのどこどことしたエンジン音が最大の
魅力ですが、あの心地よい 大きな振動は車体に直接取り付けられた サドルバッグにとっては
常に細かな衝撃を与える 攻撃となっています。
さらに高速走行中などはバッグは常にとても強い 風圧を受け 煽られ続けています。
ベルトの付け根や バックル ベルト 穴 部分などにはそのたびに引きちぎろうとする強力なテンション
が何度も何度も加わってきます。
永遠と繰り返し続いてくる この攻撃は、ローキックのように じわじわと効いてくるのです。
原因 ② : 雨風と 直射日光 (紫外線)による革の乾燥・効果
先ほども ご説明したように バイクはアウトドアを走る乗り物です。
雨が降れば ずぶ濡れになりますし 炎天下であれば直射日光をそのまま全部 浴びてしまいます。
革にとって水分と紫外線は天敵です 。
水に濡れてしまうと革の内部まで浸透し それが乾く時に油分を一緒に排出してしまうのです。
そうして油分が抜けてしまうと革はカサカサに乾燥しさらに紫外線を浴びることで 弾力性を失い
カチカチに硬化してしまいます。
固くなれば当然 柔軟性がなくなるわけですから 曲げたり引っ張ったりした時には耐えられず
ひび割れを起こしてしまいます。
バイク用品は見た目の劣化 だけなら問題ありませんが、 機能的な劣化を放置することは
自分の命や他人の命に関わる重大なアクシデントに直結する 危険性がありますので、けして
無視してはいけないものです。
ここに3つのリスクを解説します。
リスク① : 走行中のバッグ 脱落による荷物の紛失 破損
最もありがちで身近なトラブルはバッグなどの脱落です。 もしくは 蓋が開いてしまう
ということによっての中身の飛び出しです。
高速道路を時速100km で走行している途中にベルトがちぎれたらどうなるでしょうか?
もし気づくことができたとしても気づいた時にはすでにバックごと 大切な荷物がはるか
後方へ 吹き飛んでいることでしょう。
そして何もすることはできないでしょう。
気がついて 路肩に停車したとしてそこから3車線道路のはるか 後方に大切な荷物を何点か
ぶちまけたとしたらどうやって回収しましょう?
考えただけでもゾッとしますね。😱
リスク② : 後続車を巻き込む 大事故への発展
ただ荷物を ぶちまけただけであれば まだまだ不幸中の幸いです。
本当に恐ろしいのは後続車に危険を与え 大事故を誘発することです。
誰も故意にバッグを落とすことはありません。
ただちょっと切れそうで気になっていたバッグのベルトが本当に切れてしまった!だけなんです…
でもそうなったら実際にはらどうなるでしょう。
真後ろにいた車はほぼ 避けられないでしょう。
仮に急ハンドルを切ってよけたとしても 隣の車線の車やガードレールに当たったり、
急ハンドルを切った車を避けるために さらに 次の車がよけたりと大変なことになります。
それがオートバイだったらどうでしょう? かなりの確率で転倒してしまうことでしょう。
オートバイの場合は バッグどころか ボールペン1本 踏んだだけで十分 転倒する原因に
なります。
高速道路では たった一つの 急ハンドルや 急ブレーキが 思わぬ 大惨事を巻き起こすことが
あります。
実際にトラックが落とした脚立を発見したドライバーが急ブレーキで中央車線で無事に
停止したものの、その後ろから突っ込まれて死んでしまったようなお話もありますね。
高速道路での荷物の落下は命に関わる大惨事になりえるため 、道路交通法における
「積載物等の危険防止の義務」に違反することになり 落とし主である あなた自身が重大
な責任を問われることになります。
リスク③ : マフラー への接触による火災 焦げの危険性
ハーレーのサドルバッグは多くの場合 リアサスペンションやマフラーのすぐ近くに取り
付けられています 。バックを支えるベルトや 付け根が切れたりするとバッグの本体の
位置が下の方へ ずれて行ってしまいます。
新しいうちは問題なかったものの 経年劣化で全体的に落ちてきたことにより高温になった
マフラーに接触すると本革は焦げてしまい穴が開けば中の荷物に引火する可能性も十分に
考えられます。
そうなれば 車両火災を引き起こす可能性も十分にあるのです。
新品の状態と劣化した状態では 数センチ単位のズレが発生します。
新車に標準でついているものであれば しっかりクリアランスは考えられていると思いますが
後付けされる場合などは必ず下側に 十分なクリアランスを取って取り付けると良いと思います。



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